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神戸牛で考えるマンション傾斜問題の解決策とは?

元請けの三井住友建設がようやく記者会見

  • 杭打ち工事のデータ改ざんについて「裏切られた」と孫請けだった旭化成建材の責任を強調
  • データ改ざんが発覚してからおよそ1か月経って、「三井住友建設」はようやく記者会見を開き、「深くおわび申し上げる」と陳謝
  • 「管理を日々行う過程で落ち度は必ずしもあったわけではない」と弁明
  • 「裏切られた」、杭打ち工事の段階で固い地盤に届いていないことを「報告してもらわないといけない」と、孫請けだった旭化成建材側の責任を強調

news.tbs.co.jp

(´ε`;)ウーン…

やっぱ元請けは元請けらしく、早めに対応と責任を認めた方がいい気がします。「報告してもらわないといけない」と、孫請けだった旭化成建材側の責任を強調って・・・そもそも誰に陳謝しているのかな?

例えばお肉屋さんで大枚はたいて最高級の神戸牛買ったのに、実際は兵庫県外で生まれ育ってない肉だった、なんてケースで考えたら、こうなります。

神戸牛で考えるマンション傾斜問題

客⇔肉屋(三井不動産レジデンシャル)⇔食肉問屋(三井住友建設)⇔食肉卸売市場(日立ハイテクノロジーズ)⇔肉の牧場(旭化成建材)⇔肉の牧場で働く人(現場作業員)

客は肉屋にクレーム。食肉問屋は市場に、市場は牧場にという流れになるかと。

写真は山形牛です(東京食肉市場まつりの激安&高級和牛を食べる会 から)

今回、牧場で神戸牛として兵庫県で生まれ育ってないのに偽装して神戸牛として市場に流し、それを問屋経由で客が買った。それが偽装だと発覚。

実行犯は牧場で働く人、牧場、つまり旭化成建材の責任は重たいです。ただ、市場や問屋、肉屋に責任が全く無いとは言えないと思います。

そこにお金も落ちてるわけですし、プロフェッショナルとして、一流企業として孫請けに責任を押し付けて終わりでは今後も同じことを繰り返すことを防げません。

今回のケースに限らずですがおそらく安いコストと工期で圧力が無かったとも言えないと想像しますので、牧場で働く、つまり問題となっていた作業員だけの責任とは言えないと思うのです。真意は分からないですが。

神戸牛の知識は東京食肉市場で教えていただいたものです。

tanaboo.hatenablog.com

この問題を改善のチャンスとしてほしい

私の実体験上や知人の現場で働く人からのインタビューでも、「工期が何が何でも優先」らしいです。青田売りでしわ寄せが全部現場に行く。限界ギリギリのコストと工期までに完成させるには、何かトラブルがあった場合に見えないところで何かがあっても不思議では無いわけです。

正論ではやってはいけないけど、やらないと食えない世界がある、ということで。どうか、この問題は改善のチャンスとしてとらえて、業界全体で新しい取り組みへとベクトルを向けていただきたいです。

神戸牛で考えるマンション傾斜問題の解決策とは?

食肉偽装の問題を例にあげれば、偽装がいくらでも出来てしまう土壌、環境、仕組み、制度を変えることに解決策があるように思います。

仮に、現場作業員を吊し上げ、処罰をしたところで「起きてしまっても分からない」、「起こさざるをえない状況」が変わらなければ繰り返し起こるでしょうし、今、表面化していないところでも起きている可能性があります。

食肉の業界も悪しき習慣がはびこる中、かなり変わったと思います。

神戸牛は世界一厳しい基準と言われていますが、個体識別番号や神戸肉之証でその肉が神戸牛であることを証明してくれます。

ただし、神戸牛と表記して中身が国産黒毛和牛だとしても買う方は見分けがつきません。挽き肉や切り落としに混ぜ込んでたら・・・

最終的にはモラルも大切になるわけですが、規制や制度や仕組みも整理が必要と同時に、それを起こさない環境、損得ではなく善悪とはいっても、末端にしわ寄せが行かないようにする土壌なくして真の解決策にはならないように思うのです。

元請け・下請け・孫請け・玄孫受け・・・

客⇔肉屋(三井不動産レジデンシャル)⇔食肉問屋(三井住友建設)⇔食肉卸売市場(日立ハイテクノロジーズ)⇔肉の牧場(旭化成建材)⇔肉の牧場で働く人(現場作業員)

牧場から客がそのまま買うとしたら一頭買。これは無理です。ですから市場も必要ですし、問屋も肉屋も必要だと思います。

ただし、中間マージンをとるなら必要な仕事、価値を出す必要があります。また、元請けと下請けの縦の関係ではなく、横、フラットでスクラムを組める関係が必要に思います。下町ロケットのように上から圧力、下請けは下請けという話、どの業界でも同じかと。

神戸牛はおそらく厳格に守られているので、牧場から肉屋までキチンと流通されていると信じますが、牧場から肉屋まで適正な利益があって初めて成立する話だと思います。

もし、仮に牧場が圧力でコストと納期を迫られたら、家族を守るため、牧場を守るために過ちを犯しかねない、ということです。

今回のデータ偽装においては全国各地の現場でも発覚しているとおり、偽装が通常のような習慣化されています。お金だけの問題とはいえませんが、様々な報道による情報から見ると、大きな理由としてコストと工期にあることは間違いなさそうです。

私が考える明るい未来の建設業界とは

この問題を契機に改善・強化されることで明るい未来が開けると思います。その時、トカゲの尻尾きりや臭いものにはフタをしろで対処したら暗い影を抱き込むことになりそうです。

コストと工期、上からの圧力を解決したらデータ偽装がゼロになるわけではないでしょうが、大きな進展は期待できるのではないでしょうか。

透明化、青田売り、適正な利益と工期、現場再優先、偽装への処罰の厳格化(偽装するより、正しく行った方がメリットが出る方向)など出来るだろうと思われる改善案は多数あるかと思います。

あとはやるだけ、最後は現場の人がそうしたい時、そうできる環境と心にかかってくるかと思います。

そのためには消費者、エンドユーザー、客も賢くならなくてはなりません。客だから偉い、金を払ったから工期も守れという客の圧力も要因としてあるのかもしれません。

被害者だと騒いだり、誰が悪いとアラを探すのではなく「どうあればよいか」にみんながフォーカスし、相互にメリットあるお互いが幸せになるための具体的手法について、引き続きより良い方法やアイデアを発信して少しでも貢献できればと考えています。私も勉強中の身ですので間違った情報があったら申し訳ありません。教えてください。

住まい百貨店という多数の施主と業者が集まるプラットフォームの場も有効に活用し、より良い業界のありかたついてご意見を伺いながら一緒に考えていきたいと思います。どうか皆様のご意見もお寄せください。

ありがとうございましたm(_ _)m

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