50kgダイエットした港区芝浦IT社長ブログ

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横浜市のマンション傾斜問題は旭化成建材だけじゃない

業界裏話的なお話になりますが、私の職業柄、いろんな住宅・建築・建設業界の方から情報が入ってきます。昨日はとある大工さんからマンション傾斜問題について教えて頂いた事を共有したいと思います。

マンション傾斜問題ついて大工さんのご意見

  • こういう現場は納期優先でやってるから起こってもおかしくない。間に合ってなくてもケツが決まってるから現場はちゃんとやりたくても出来ない状態にあるんだよ。
  • 実際の現場の本当の詳細は上(元請け)は把握できてない。
  • 俺はやらないが工期や無理な予算でやらされると釘3本を2本にせざるを得ない現場もある。でないと食えない。そんなレベルの現場もある。
  • ハウスメーカーに大工はいない、現場も知らない、キレイなショールームとコマーシャルで高いかねとって、結局安くやるのは俺らなんだよ(大工さん)

という衝撃的なお話でした。横浜市のマンション傾斜問題は旭化成建材だけじゃなく、他にも大きな問題があるように思います。

事実、私も経験がありますが、この業界は未だにエンドユーザーを無視した旧態依然のところがまだまだあります。

このアンケートの結果を見ても明らかなのは業界全体に向けられた不信の目。

tanaboo.hatenablog.com

本当の末端で現場にいる人、そして何よりはその住まいに暮らす人の目線で見て、本当にあるべき業界の理想を再度掲げて目指していかねばと感じました。

無駄な中間マージンは極力排除することはもちろんですが、大手の良さという意味でブランドや信頼、保証力や対応についてなどは学び、小さくても個性的、本当に住まう人のことを考えてくれる地域密着の大工さんが直接つながれるようなプラットフォームが必要になってきたと感じます。

事実、住まい百貨店でもそのような住まい手と作り手の架け橋となるプラットフォームを目指していますがもっともっと末端の人の声を届けたい、そう痛感しました。

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全ての大手やハウスメーカーが悪いということではありませんが、今回のマンション傾斜問題にしても、犯人探しではなく、そうなってしまった根本の解決、そしてそうならないための仕組みについて、もう少し深く考えて、この機会に全体が改善に繋がる良い機会となればと思います。

このマンション傾斜問題は氷山の一角なのかも知れませんが、蓋をせずにオープンに、何より本質を見失わずに取り組んで行きたいと思います。今後も様々な視点での意見を紹介し、一緒に考えていきたいと思います。ありがとうございました。

 

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